コンジローマ治療ガイド

ジェネリックが安い理由

後から販売されるジェネリック医薬品の値段が、先に販売されるブランド医薬品よりも安くできる最大の理由は開発費がかからないためです。
通常体にとって有効な新しい成分の入った薬を開発した製薬会社は、似たような薬を研究している他の製薬会社に真似されたりしないように特許を取得してから、その医薬品を販売します。
この期間はもちろん他の製薬会社は、その薬を販売する事はできません。
なので国から保護してもらい競争相手がまったくいない特許期間中を狙って製薬会社は、薬の研究開発や特許取得時にかかった費用を回収しようとします。

新薬の開発には莫大な費用が掛かる

一般的に新しい薬を販売にまで持ち込むには、その薬に含まれる成分の効果だけでなく、動物への投与からはじまりヒトでの試験など多くの過程をクリアしなければならないので、最低でも10年から15年の年月がかかります。
その間の費用は250億から800億円程度で、それらを新薬の価格に上乗せすると値段も高くなるのです。
このように新薬を研究開発した製薬会社から先に世間に売りに出されるものを、ブランド医薬品と呼びます。
そして新薬の特許期間が過ぎると他の製薬会社も自由にその薬を製造販売できるようになり、それがジェネリック医薬品と呼ばれているものです。

ジェネリックは開発費が抑えられる

このジェネリック医薬品は作る過程ですでに薬の成分などが分かっているので、ブランド医薬品のような膨大な研究開発費が必要ありません。
一般的にかかる開発費用は3000万円から5000万円程度、多くて数億円と言われており、これらの開発費も自社で開発するジェネリック医薬品とすでに発売されているブランド医薬品の差を少なくするために使われるので、ブランド医薬品のように動物への投与などの過程は省略されています。
つまりその分だけ回収しなくてはいけない費用も少なくなるので、同じ成分を使用していてもブランド医薬品の30パーセントから60パーセントの割安な価格になるのです。

多くの製薬会社から発売されるジェネリック薬

そしてジェネリック医薬品は特許期間中に同じ商品が出てこないブランド医薬品と異なり、販売する製薬会社の数だけ種類があるのも安くなる理由の一つです。
日本では保険の適用で少ない負担で薬を購入できるため、ブランド医薬品やジェネリック医薬品の値段の差は十円から百円程度の違いになっていますが、保険制度のない海外ともなるとその差は大きくなるため、医薬品市場の約半分をジェネリック医薬品が占めているケースも存在ます。
アルダラクリームも同様ですが、同じ成分が入っていて割安なジェネリック医薬品の需要が高いためです。